美術館の目の前にすみれがたくさん咲きました。小さくて白い花が可愛らしいです。
写真を撮っているとき、ふわりと花の良い香りがして癒されました。
2025年5月19日
【大竹幸子遺作展-人を想い、人を描く-】開催
大竹幸子は1950年秋田県由利郡大内町(現由利本荘市)で生まれました。家で絵を描いたり美術館に行くのが好きな子ども時代を過ごし、若くして新潟県南魚沼郡六日町(南魚沼市)に移住してからも絵を描き続け、1981年に郡展(現南魚沼美術展覧会)で奨励賞を受賞、1986年には「憂い」で郡展賞を受賞。その後、飲食業を営みながら制作に励み、畑仕事の女性や、母子、市で竹細工や花を売る老人など身近な人々を多く描きました。2004年「収穫」が第59回新潟県美術展覧会(県展)の新潟日報美術振興賞を受賞。今回の遺作展では繁城山法音寺の協力のもと、平成蔵収蔵の作品と自宅に残された作品、個人所蔵の作品など、合計45点を展示します。
■作品解説会
4月12日(土)・5月3日(土) 15:00~16:00
■大竹幸子(おおたけ・さちこ)略歴
1950年 10月12日、秋田県由利郡大内町で生まれる
小学校4年生から長野県諏訪市で育つ
18歳から新潟県南魚沼郡六日町に住む
1981年 郡展(現南魚沼美術展覧会)出品、奨励賞を受賞
以後、奨励賞6回・郡展賞1回。1989年に無鑑査
1986年 第19回郡展で郡展賞を受賞
仙名秀雄講師「雪国アカデミー」でモデルによる人物画を学ぶ
1989年 永井昭司講師が創設した「六日町絵画教室」に入会
1990年 新潟県美術展覧会(県展)初入選、以後15回入選
2004年 第59回県展・新潟日報美術振興賞受賞
その他、「六日町絵画講座 風展」出品
池田記念美術館「八海山夢展」出品(第10回・11回)
二科展にも出品経験がある
2024年 7月23日逝去
池田記念美術館の収蔵品を紹介する展覧会です。
池田記念美術館には芹沢銈介『法然上人絵伝』や『益子日帰り』など「型絵染」の作品が多数収蔵されてます。芹沢銈介は日本の染色工芸家で、柳宗悦らとともに民藝運動の推進者でもありました。沖縄の紅型など日本の伝統工芸の技法を研究し「型絵染」の技法を創始、人間国宝に認定されました。芹沢作品と共に、和凧や陶芸、木彫など手仕事の技がさえる作品を展示します。
主な展示作家
日本:芹沢銈介、江戸名人会、阿部和唐、高村光雲 他
海外:コヴァーチ・マルギット、ロシア16世紀イコン 他