本日(3月24日)は休館日ですが、急遽、国際情報高校の美術館探究チームと一緒に「かざぐるま」を美術館前の雪面に設置することになりました。時間は夕方4時30分から。6時頃までかかると思います。ご都合のつく方はぜひ見学においでください。お手伝いも大歓迎です。
写真は3月20日に「ふれても ふれない 美術展」出品作家と制作した設置風景です。今回はどんな作品になるか、ご期待ください。
2021年3月24日
3月20日13時30分より、「ふれても ふれない 美術展」の解説会を開催します。出品作家による作品解説です。ご来館をお待ちします。
2021年3月19日
出品作家
今井伸治(立体造形、柏崎市)、小飯塚眞理子(ファイバーワーク、新潟市)
佐藤公平(陶、新発田市)、佐山道知(彫刻、新潟市)
霜田文子(ボックスアート、柏崎市)、霜鳥健二(彫刻、燕市)
角谷豊明(彫刻、湯沢町)、関根哲男(インスタレーション、柏崎市)
玉川勝之(彫鍛金、加茂市)、平野照子(陶、新発田市)
藤井芳則(ミクストメディア、新潟市)、古川敏郎(彫刻、阿賀野市)
星野健司(彫刻、新潟市)、細野茂樹(木彫工芸、村上市)
松川滋子(染織、新発田市)、松原匠秀(彫刻・陶、柏崎市)
村木 薫(彫刻、新潟市)、山田初枝(織、長岡市)
(あいうえお順)
〈開催にあたって〉
2019年に秋季特別展として「ふれる かんじる 楽しい美術展」(ふれ美展)を当館で開催しましたが、定期的かつ持続的な活動を目指して、一年半ぶりに二度目の挑戦をします。普段、美術館の展覧会では「作品には手をふれないでください」と告知されることが多いのですが、県内各所で過去何回も開催実績のある「ふれ美展」では反対に「手でふれる」ことが奨励され、触覚を使って直に作品から伝わってくるメッセージを感じとってもらう展示を長年にわたって実践し、視覚障がいのある方が作品を鑑賞できる場を提供してきました。しかし、現在のコロナ禍という未曾有の状況下にあって「ふれる/さわる」行為への嫌悪感が世間を席巻しています。そこで、今回の美術展ではこの状況を逆手にとって、会場入口に「使い捨て手袋」を用意し、鑑賞者には手袋という皮膜を介して作品にふれてもらう仕掛けをつくります。手袋をつけて作品にふれる行為ははたして本当に作品にふれていることになるのかどうか、「ふれているのにふれていない」という二つの相反する行為を同時体験しているのではないか……などさまざまな疑問・連想を含めて、美術展の名称を『ふれても ふれない 美術展』といたしました。「ふれる/さわる」という行為について考える契機になってほしいと思います。本展の開催によって、障がいのあるなしにかかわらず、美術との新たな出会いが生まれ、新鮮な体験にわくわく、どきどきする光景を期待しています。
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冬季特別展示
錯覚展2021ー杉原教授の不思議な世界ー
4月19日(月)まで好評開催中!
東大名誉教授、明治大学研究特別教授で、世界中の研究者が覇を競うベスト錯覚コンテストの世界大会で4度の優勝実績を持つ、錯視研究の第一人者、杉原厚吉先生が制作した錯視作品を紹介。「だまし絵立体」「不可能モーション立体」「変身立体」など、実際とは違うように見えてしまう作品が約80点展示されています。また、エントランスホールでは5メートル四方の巨大な「錯覚すべり台」を披露中です。
また、3月14日(日)には、八海山麓スキー場(南魚沼市荒金)で開催される「八海山麓ホワイト☆カーニバル」で「雪の錯覚すべり台」を大公開します。大きさは「12メートル × 8メートル」。どういうわけか、ソリが上にのぼっていくように見える不思議なすべり台です。
ベスト錯覚コンテスト2020世界大会の優勝作品「3次元シュレーダー階段」
2019年3月、八海山麓ホワイト☆カーニバル2019で披露した「雪の錯覚すべり台」
2021年3月7日
毎年、多くの方からご来場いただき、真冬の一大イベントとなっている『雪見展』ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で、とても残念ですが中止となってしまいました。楽しみにされていた皆さま、本当に申し訳ございません。
そこで、ミュージアムショップでは、「小さな雪見展」を開催することにしました。今年度、こちらも中止となってしまった『一箱古本市』のように、棚一つ分に小さなお店が6店、出店しています。一つ一つ手作りで心のこもった商品が並んでいます。また、雪見展の時にしか出せない1年後に届く「夢ポスト」もあります。大切な方に、お子さんに、はたまた自分宛にと、未来に向けてハガキを書いてみませんか?
現在、開催中の企画展『南魚沼郡市児童生徒美術展』の期間中は入館料が無料となっておりますので、ご家族で展覧会を鑑賞した後は、ミュージアムショップにもぜひお立ち寄りください。
2021年1月12日(15日更新)
ネット配信・池田音楽クラブ フォークソングライブⅡをFacebookに投稿しました。
現在、池田記念美術館では、エントランスでの音楽イベントは新型コロナウィルス感染症拡大防止のために、全て中止しています。音楽の好きな方におうちで楽しんでいただけるように動画で演奏を配信します。
今回は、アップした動画の5曲目から最後9曲目までを掲載します。
(1曲目~4曲目はコチラ)
なお、撮影は閉館後に無観客で感染症対策をしたうえで開催しました。
【出演】
地元で活動している池田音楽クラブのメンバーがアコースティックギターでフォークソングを演奏します。
〈一坊+ノブくん〉〈フラワーポット〉
どうぞ、ご覧ください。
5. 白い冬(ふきのとう) 演奏:フラワーポット
6. 遠くで汽笛を聞きながら(アリス) 演奏:一坊+ノブくん
7. 君を忘れない(松山千春) 演奏:一坊
8. ホームにて(中島みゆき) 演奏:フラワーポット
9. 青春時代(森田公一とトップギャラン) 演奏:フラワーポット
ご視聴いただきありがとうございました。
2021年1月11日