日本雑誌協会スポーツ報道写真展ー平成アスリート戦記ー

平成時代のオリンピック大会 日本選手感動の記録

        
  

  
開催期間: 2021年5月29日(土)~7月12日(月)
開館時間: 開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
     ※最終日は午後3時終了
休館日 :毎週水曜日
観覧料: 観覧料:一般500円(高校生以下無料)
    ※500円ですべての展覧会がご覧になれます

日本雑誌協会スポーツ報道写真展―平成アスリート戦記―

平成時代のオリンピック大会 日本選手感動の記録

1992年バルセロナ大会~2018年平昌冬季大会

東京オリンピック・パラリンピック2020も紆余曲折がありましたが、聖火リレーもスタートし、開催に向け動き出しました。

聖火リレーは6月4日に当館のある八色の森公園内のステージにやってきて、その日の最終ランナーが聖火皿に火を灯すセレモニーが行われます。

当館は5月29日~7月12日の間、「日本雑誌協会スポーツ報道写真展―平成アスリート戦記―」を開催いたします。1992年のバルセロナ大会から2018年の平昌冬季大会までの日本のオリンピアンたちの雄姿と感動の記録を、迫力のある報道写真で魅力たっぷりにお伝えいたします。

また、スポーツ文化展示室ではオリンピック関連展示を増やしております。昨年度に市内の個人から応募いただきました、前回の東京オリンピックの記念の品々も展示いたます。 

期間中には写真教室「スポーツ写真の撮り方」も開催予定です。 

「東京2020」はコロナ禍での開催ですが、次世代への希望につながる大会になってほしいと願っております。

開催にあたってのご挨拶

4年に1度の夢の祭典、全てのアスリートが真の世界一を目指して躍動します。当然ジャーナリストも世界中から集まるので、日本に配布される取材証の数も著しく制限されます。

日本雑誌協会では加盟各社からカメラマンを派遣してもらい、特別取材チームを編成してオリンピックを取材してきました。今回、元号が平成から令和に変わったのを期に、平成のアスリートを振り返ってみようと写真展を企画しました。

平成元年はいまだフィルムカメラ全盛時代。オートフォーカスの精度もまだまだでした。バルセロナオリンピックではポジフィルムを未現像で日本に送っていました。3週間にも及ぶ取材の中で帰国するまで自分の撮った写真を1枚も見られない状況でした。酷寒のリレハンメルではカメラにカイロを巻いていないとモータードライブが止まってしまうことも度々ありました。2000年、シドニーオリンピックのころはネガフィルムで撮ったものをスキャニングして電送していましたが、それはデジタルカメラの画質がいまひとつだったので、そのような手間をかけていました。

新聞の写真は速報性が重視されますが、雑誌写真の切り口はアスリートの醸し出す美しさや、画面からハミ出してしまうほどの緊張感や躍動感、そして競技会場の空気感が伝わる写真など、何年も経ってからその写真を見た時に、みなさんに何かを感じ取ってもらいたい思いで高画質にこだわってきたのです。

機材と通信環境はこの20年間で考えられない進化を遂げました。デジタルカメラの高感度化により室内競技の画質は格段に精彩になり、オートフォーカスの精度、メモリーの高速化によって連続で何枚も写真が撮れるようになりました。

通信環境も向上し地球の裏側のリオデジャネイロからでも一瞬のうちに何枚もの写真を送れるようになったのです。平成の20年間の写真を見比べて時代の変化を感じ取っていただけたら幸いです。

新型コロナウイルスの蔓延により世界中で従来の日常が奪われました。街中を自由に歩くことすら制約され、スポーツ等のイベントでも、今まで当たり前のように取材してきたジャーナリストの活動が著しく制限されました。東京オリンピック・パラリンピックも開催が延期され、その是非が国民的な議論になりました。しかしながら、競技にかけるアスリートたちの思いは、いつの時代も変わらず見るものに何かを与えてくれます。カメラマンとして、その時、その瞬間を捉え、また皆様にお伝えできればと思います。

(日本雑誌協会 写真記者会 幹事長・佐貫直哉)

2020オリンピック写真展tomboなし

2020オリンピック写真展_裏面tomboなし

2021年4月30日