世界とつながる書の魅力展

ケベック、日本、そして私 Québec, Japon et moi

        
  

  
開催期間: 2025年5月31日(土)〜7月12日(土)
開館時間: 開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
     ※最終日は午後3時終了
休館日 :毎週水曜日
観覧料: 観覧料:一般500円(高校生以下無料)
    ※500円ですべての展覧会がご覧になれます

全国良寛会南魚沼大会開催記念

6月28日〜29日に南魚沼市を会場に開催される全国良寛会で記念講話をする書道家の寺本小鳳さんは2017年、カナダ・ケベック州にある州立ラヴァル大学エスパスジャポン書道部設立時から、講師としてケベックの方たちに日本の伝統文化である書道を様々な角度から紹介し指導してきました。帰国後もオンラインと年1回の現地訪問で指導を続け、ケベックに暮らす30人以上の会員と書を通じた国際交流に尽力しています。ラヴァル大学エスパスジャポン書道部は、2024年秋にケベックシティーのギャラリーで展覧会を開催して大きな反響があり、2025年春には小津ギャラリーで東京展を開催しました。今回の企画展では、

❶ 寺本小鳳さんとラヴァル大学エスパスジャポン書道部会員の書
❷ 魚沼の書道愛好家と書道教室の小中高校生の書【良寛の漢詩、和歌、俳句、手紙などの中から、各自が選んだ言葉】
❸ 当館所蔵及び個人蔵の「良寛の書」や「良寛像」
❹ 写真家・白石ちえこさんが参加したケベックの国際フォトフェスティバル『Photo Gaspesie』でレジデンシー制作した写真作品
❺ ケベック紹介パネル、ポスター、映像を共同展示します。また会期中、国際交流イベントを開催します。

寺本小鳳(てらもと・しょうほう)

書道家。福岡県生まれ。6歳より書を学び、福岡教育大学書道科および大学院修了。在学中に良寛の書と出会い、以後、その精神と美に魅かれ学びを深る。福岡を拠点に書道展で多数受賞。2010年よりイギリス(ロンドン)、カナダ(ケベック)に滞在し、日本の伝統文化や良寛の心を伝える国際文化交流に尽力。現地大学や文化施設での講義、ワークショップ、デモンストレーション等多数開催。2018年に帰国後もオンライン講座等で海外との交流、国内外での創作・発信を継続している。現在は東京在住。

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最近の主な活動歴
2019年  三人展「墨・土・炎展」(ケベックシティ)  
2020年  高島屋「守破離展Ⅱ」(京都)  
2021年〜  世界的人気ゲームシリーズ『アサシン クリード』の2025年販売『シャドウズ』筆文字制作・監修(フランスUbisoft社)  
2023年  高島屋「守破離展Ⅲ」(大阪)  
2024年  書道展「Québec, Japon et moi」(ケベックシティ)  
2025年  小津ギャラリー書道展「Québec, Japon et moi」(東京)

その他の作品依頼提供
・在セネガル日本大使館より掛け軸作品依頼
・在モントリオール日本総領事館、イギリス・セインズベリー日本藝術研究所に作品所蔵
・国際ローイング連盟(World Rowing)ロンドンオリンピック使用公式ロゴ・円 相作品提供・CM出演 
・日英間で新貿易協定締結(2020)時に日英友好の掛け軸作品提供

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ラヴァル大学エスパスジャポン書道部

イベント

◎ 5月31日(土)

解説会 12時30分〜13時30分
講師: 寺本小鳳、ヴィルジニ・ボードワン、魚沼の出品者
トークショー① 14時〜15時
「ケベックと日本 書道で広がる国際交流」
講師:ヴィルジニ・ボードワン + 寺本小鳳
トークショー② 15時30分〜16時30分
「 光る岬の先-ケベックの国際フォトフェスティバルに参加して」
講師:白石ちえこ + 寺本小鳳

◎ 6月1日(日) 13時〜15時

国際文化交流書道ワークショップ「ENSO円相を描こう」
講師:寺本小鳳 助手:ヴィルジニ・ボードワン
参加費:大人500円(大学生以下無料)

◎ 6月29日(日)

解説会 ① 9時〜10時 ② 12時30分〜13時30分
講師: 寺本小鳳、アレクサンドル・ジュアン、魚沼の出品者
国際交流文化講座 14時〜15時30分
「わたしはケベックのお遍路さん」
講師:アレクサンドル・ジュアン

後援
カナダ大使館、南魚沼市教育委員会、良寛クラブ南魚沼、新潟日報社、雪国新聞、
FMゆきぐに76.2、越南タイムズ、小千谷新聞社、十日町新聞社、妻有新聞社
協力
ケベック州政府在日事務所

2025年5月20日