11月19日10時〜宮里静輝作品鑑賞セミナー

美術館からほど近い伊米ヶ崎(現在の魚沼市虫野)の神職の家に生まれた日本画家・宮里静輝(1881〜1952)は1900年、19歳で文晁派の田村豪湖(現在の南魚沼市中之島に住む)の門に入り、雅号を綾湖と称した(その後、1922年に静輝と改める)。1901年、日本美術協会展に「郊外春色図」を出品。同年秋から京都画壇の鈴木松年に一年余り師事する。1906年の同展出品作品「秋景山水図」は宮内省御用品となる。屏風絵を含め多数の作品が魚沼地域に残されていて、宮里静輝作品保存会を中心にアーカイブの作成、展覧会の開催など精力的に活動がなされています。今回のセミナーでは、宮里静輝の作品について、その魅力を紹介するとともに、保存活動の現状説明、新たな宮里作品の発掘(特に南魚沼市内)の足がかりにしたいと思います。

参加は予約制になっていますが、当日参加も大歓迎です。ご来館をおまちしております。

miyasato

2022年11月18日