魚沼映像アーカイブによる記録と記憶の再生プロジェクト 光の記憶―南うおぬま地域映像アーカイブ

魚沼映像アーカイブによる記録と記憶の再生プロジェクト
光の記憶―南うおぬま地域映像アーカイブ
 
 
高橋家写真コレクションより

2015年9月4日(金)~10月6日(火)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週水曜日
観覧料:一般500円(高校生以下無料) ※500円ですべての展覧会がご覧になれます

平成26年に締結された南魚沼市と新潟大学人文学部との連携協定をもとに、このたび南魚沼市、新潟大学人文学部、池田記念美術館が連携して、新潟大学地域映像アーカイブセンター所蔵の映像資料 と、池田記念美術館の所蔵品をご紹介する新たな映像の展示、上映を行います。

―南うおぬま 4つの記憶―
幕末、六日町の今成無事平は江戸に遊学した際、写真術を習い、六日町に戻るとさっそく家族や周辺の人びとを撮影しました。明治の初めの頃のことです。写真師ではない一般の人が写し た写真として、新潟県では初めてのものでしょう。それを端緒として、南魚沼には、数多くの映像が人びとの記憶と共に眠っています。今回の催しでは、「くらしの記憶」「家族と人びとの記憶」「芝居の記憶」「異文化の記憶」の4つの記憶としてまとめてみました。 幕末から昭和にかけての魚沼の移り変わりを、写真と映像で甦らせます。

展覧会に併せて講演会、シンポジウム、さらには今後、小中高校で地域映像アーカイブの映像資料の利用、活用することができるようにするためのワークショップなど、多彩なイベントを開催致します。

【関連イベント】

講演会 「南うおぬまの映像と記憶を掘り起こす」
日時 〉 9月5日(土) 13:30 〜
登壇者 〉 池内紀(ドイツ文学者)、原田健一(新潟大学)、伊藤守(早稲田大学)

シンポジウムⅠ 「くらしの記憶と記録」
日時 〉 9月12日(土) 17:00 〜
登壇者 〉 内藤正敏(写真家)、石井正己(東京学芸大学)、榎本千賀子(新潟大学)

シンポジウムⅡ 「南うおぬまの芝居の世界」
日時 〉 9月20日(日) 13:30 〜
出演者 〉 山口清文(写真家)、三桝京曻(京曻一座)、太田喜一郎(塩沢歌舞伎保存会)、塩沢歌舞伎保存会の子どもたち

※各イベントとも 参加無料