八色の森の美術展 出展者紹介

MYTHOS 17-HS-1 Close 掛軸/顔彩/樹脂膠 1940×680mm 2017年
下向惠子 shimomukai keiko

略歴

1955 神奈川県横浜市に生まれる
1981 多摩美術大学油絵科卒業
1985 都立品川高等職業専門校で建築を学ぶ
1989 再び絵を描き始め「和紙」という素材に出会う
以後、毎年個展を中心に作品を発表

〈主な展覧会〉

1989 個展 銀座コバヤシ画廊(東京)以後1990、1993、1996

1991 個展 ガレリアキマイラ(東京)以後1997

1998 個展 エキジビジョン スペース(東京国際フォーラム)

1999 国際現代美術展「波動」光州市立美術館(韓国)

2000 国際現代美術展「波動」神奈川県民ホールギャラリー(神奈川県)

2002 個展 メタルアート・ミュージアム光の谷(千葉県)

2003 「第17回多摩秀作美術展」佳作賞 青梅市美術館(青梅)

2004
「Chiba Art Flash '04  [形を突きくずす形] 」
千葉市民ギャラリー・いなげ(千葉県)

2005 個展 ギャラリー・オカベ(東京)以後2008、2014、2016

2008 個展 ギャラリーみるめ(東京)以後2012,2014

2009 個展 ギャルリーパリ(神奈川県)以後2011、2013、2015、2017

2011
「TEGAMI – Perspektiven japanischer Künstler in (TEGAMI展)」(ドイツ)
以後、毎年巡回

2017 「表層の冒険-抽象のアポカリプス」ギャラリー鴻(東京)

作家コメント

shimomukai

目には見えないけれど確かにその存在を強く感じるものがあります。言葉では表現しきれないその“感覚”を絵画として表現しつづけて来ました。

2000年以降、森や川が目の前にある東京の西の端に住み始めてからは、“環境”が自分にとって(作品制作も含めて)いかに大きな影響を与えているかを自覚するようになりました。

2008年から取り組んでいる『MYTHOSシリーズ』は、日々の生活の中で水の循環を眺めているうちに、水神 を意識したところから始まりました。

あれこれ 水神 を調べるうちに、日本最古の書『古事記』に出会いました。

『古事記』に登場する天地開闢の神々は、目に見える身体を持たない抽象的な存在なのです。いわばエネルギー体です。これをなんとか表現したいと思いました。

それ以来、奇想天外にも思える神話や伝説に託して見え隠れする本当のことを探しています。これからを生きる(描く)ヒントを過去から探す試みの一つとして。