八色の森の美術展 出展者紹介

交差する視点 a11-4 195×130㎝ acrylic on canvas 2011年
新山光隆 niiyama mitsutaka

略歴

1979 神奈川県生まれ
2001 拓殖大学 工学部工業デザイン学科 卒業

〈主な展覧会〉

2001 「DOWN OF ASIAN AGE」 中和ギャラリー(東京)

2002 
個展 小野画廊(東京/京橋)
4th Contemporary Young Painters Exhibition From Japan Aainul Gallery(バングラディッシュ)
個展 小野画廊(東京/京橋)

2004 ART FIELD出版記念展 あ~とじょいばるば(東京/大塚)

2005 個展 小野画廊(東京/京橋)

2006 アートプログラム青梅展 吉川英治記念館他(東京/青梅)

2008 
「NPO法人アート農園IAG事業企画 VOL.3」 STORK(埼玉)
個展 不二画廊(大阪)
「表層の冒険者たち2008」 ギャラリーいしだ(東京/日本橋)

2009 
個展 不二画廊(大阪)
「表層の冒険者たち2009」 exhibit Live & Moris(銀座)
Ciaf/c.f アジア国際美術サロン ソウル市立美術館(韓国)
「表層の冒険者たちVol.3」 ギャラリーいしだ(東京/日本橋)

2011 「東日本大震災復興支援 チャリティーアート展」 gallery COEXIST(東京)

作家コメント

niiyama

絵画とは自分の見たいイメージを描くものだと思っていた。

私の作品は河や池の水面など透けて見えるものと反射によって映って見えるものが同居するような空間からきっかけを得たものだ。水底に注意を向けていたはずが、なにかの拍子に水面に映る空などの美しさに見惚れる。どちらも気になるが一度に両方の空間は見えない。見えているのに見えない。見えない空間を描く術がおぼろけに感じられた気がした。

だが何枚制作しようと見えない空間など一向に描けている気がしない。自分の見たかったイメージすら定かでなくなりつつあるなか、自分で作っている空間は何なのか思いを巡らしながら制作するしかなくなった。これでも絵画になり得るのか、絵画とは何なのかと。画面の中で迷い、積み重ねる絵画への思考そのものが空間となっているようなものかもしれない。

イメージを表象する絵画でなく、絵画を表象するイメージを作りたいと思う。