八色の森の美術展 出展者紹介

Background、有機ELライト、アクリル板、アクリル、キャンバス、ベニア、木枠、2016年
村上滋郎 murakami jiro

略歴

1983  山形生まれ
2006  東北芸術工科大学 芸術学部美術科洋画コース 卒業
2008  京都市立芸術大学大学院 美術研究科絵画専攻油画 修了

〈主な展覧会〉

2008
ART AWARD TOKYO 2008 / 行幸地下ギャラリー / 東京
「京都の5人 / 5 painters from Kyoto」 / Taro Nasu / 東京
DICE PROJECT003 / roller coaster island / magical art room / 東京

2009 オコタがタワーでキャンピング / トーキョーワンダーサイト本郷 / 東京

2011 ノスタルポップチック / 白鷹町文化交流センターAYu:M / 山形

2013 
TSCA Rough Consensus / アンテルーム京都 / 京都
東京画Ⅱ心の風景のあやもよう / 東京都美術館 / 東京
KAWAii かわいい / CAMP! / アテネ / ギリシャ

2014 整理整頓 / Art Room Enoma / 仙台

2016
「Staying with Art」art works project / HOTEL GRANVIA OSAKA 26F / 大阪
「地方之国現代美術展」 山形ビエンナーレ2016 / 東北芸術工科大学 / 山形

作家コメント

jiro

薪ストーブで使用する薪が欲しくて、春に20年ぶりに山に入りました。マイチェンソーを購入し楽しみにしていたのですが、いざ山に入ると、小学生の頃まであった雑木林までの山道には植物が生い茂り、山小屋は潰れて朽ち果てていました。畑だった場所も、笹薮に覆われ通路を切り拓く為に笹薮を刈るだけで2日かかってしまいました。

作業に疲れて休んでいると、大きな自然の中での自分の行動がとても滑稽に思えてきました。人間一人がチェンソーを持って山に挑んでいる姿は、切っても切っても生えてくる植物や、山の生命力を前にして、なんだか自然に揶揄されているような感覚を覚えたからです。山(自然)vs.人間では、あまりに自分の存在が小さ過ぎることを痛感しました。そんな事を考えながら意地でも制作を続けている自分も滑稽に思えてきます。世界の歴史が繰り返されていくことも、美術史が繰り返しサンプリングされていくことも、地球が呼吸している、小さな自然現象のごく一部のように思えます。