八色の森の美術展 出展者紹介

COLORING Ⅴ-130-4
木嶋彰 kijima akira

略歴

1952 新潟県上越市に生まれる
1979  東京藝術大学大学院修了
1997~’98 文化庁芸術家在外研究員ENSBA(パリ)

〈主な個展〉

1981 楡の木画廊/東京

1982 銀座絵画館/東京(’84、’85)

1987 ギャラリーK/東京(’89)

1990 ギャラリーQ+1/東京

1990 アートフォーラム谷中/東京

1992 倉庫美術館/新潟

1995 川崎IBMギャラリー/神奈川

1998 Cité Internationale des arts de Paris/Paris

〈主なグループ展〉

1992 東方主義初探展/京華芸術中心/台北、台中(’93)

1996 国際彩墨画展/台中市文化中心/台中(’97)

1987 犀川国際アートフェステバル/信州新町美術館他/長野

1988 新潟現代美術展/倉庫美術館/新潟(〜’90)

1988 WATER SHED「実現する形態」/石橋美術館

1989 北海道現代作家展/北海道近代美術館/札幌

1991 91今日の視線・空間-非在の生成-/アートスペース砺波/砺波

1993  絵画の構造-現代日本のストライプ-/文房堂ギヤラリー/東京

1994 OMUNIPRESENT WAVES/Metoroporitan Museum of Manira/Manira

1996 Dripped A-Value  Contemporary Arts From Japan/Ayara Museum /Manira

1996 Gusse Kunsut Aussttellung Düsseldorf //KUNST PALAST /Düsseldorf

1997 International Exhibition of Tsai-mo Art(カナダ、台湾、オーストラリア他)(~'02)

2002  絵画の今/入間市博物館/埼玉('04、'05)

2017 表層の冒険「抽象のアポカリプス」/ギャラリー鴻/東京

 

作家コメント

写真準備中

樹木は反復可能な自然律に従って成長するが、時として非調和な力強い発芽を促す。予想を超えて出現するこのSpindly brancheは、他と背反するように見えるが、マクロ的な視点では、どこかで必然性を備えた現象とする指摘もある。Spindly branchesを絵画に例えるなら、制作過程で表出される偶発的で不規則なものであり、同時に展示空間全体が視覚を超えた存在の気配とでもいうべきであろうか。

絵画は概念やイメージではなく、眼前の断片的な現象を全体として関係させることで成立する。絵画はキャンバスと絵具という物質を扱うことであるが、この物質が有する多様な現れは、複雑に感覚を刺激し、物質とは何かとその奥行きを思い知らしめる。

私は、制作過程で現れる断片的な現象が背反と融合を繰り返しながらどこかで、統合され、多様な感覚が深いところでひとつになって絵画空間として立ち上がって欲しいと願うばかりである。