八色の森の美術展 出展者紹介

2000年頃(画用紙、水彩色鉛筆、木炭、インキ)A5
海發準一 kaihatsu junichi

略歴

1956年 新潟県小千谷市出身
1982年 多摩美術大学 修士課程卒

〈主な展覧会〉

1979年 Its' Only Painting展(神奈川県民ホール)

1981年 個展(駒井画廊)

1982年
個展(ギャラリー手)
現代美術の最前線’82(パレルゴン)
ライブアート(アクシス・ギャラリー)
2nd 国際・ドローイング・トリエンナーレ・ニュルンベルク
Photo express from Tokyo 1982 / 1983

1983年 The Head Bad展(神奈川県民ホール)

1984年
二人展/金子靖憲(Gアートギャラリー)
個展(SPACE遊)

1987年 二人展/下地博之(SPACE遊)

1988年 赤い芸術 言語のコンフリクト(SPACE遊)

1989年 第2回 新潟現代美術展 点展1989

1996年 映画「地下劇場」製作/8mm/20分

作家コメント

海發準一本人

紙の一方の縁を彼岸に合わせ
もう一方を此岸に折りたたむと
そこに中心と重心が生まれ
あらゆる点対称が無限にカタチと変化し
逢わされた形は襞となり
彼岸と此岸は表になり裏となり
部分と全体が幾重にも重なると
深くて浅い奥行きを作った後
準結晶に静まり時が凍ります。

永劫の時を経て
凍った準結晶の濡れた襞を開けば
感情や思いは乱暴に乱れ
またも表や裏に己が姿を変えながら
運命の悪戯のように
向きを違え位相を変え静まります。

偶然が連なる宇宙の別離のように、
二度と再び同じ次元に戻ることはなく。
すぐ隣にあるのに
激しく共振したのに
永遠の別離は交わることのない世界に戻り
時間は平行に流れ無力と化します

その為に必要な時は
一瞬だったとも永劫だったとも
どちらも同じであったと
今にして思います