八色の森の美術展 出展者紹介

Untitled(左から blue,yellow,red,green) 2012年 25×25×8cm wood,AEP
市川和英 ichikawa kazuhide

略歴

1953 新潟県生まれ
1973 早稲田大学社会科学部中退
1978 創形美術学校造形科卒業

〈主な個展〉

1978 藍画廊 / 東京

1980、1986 田村画廊/東京

1981、1985、1987 真木画廊、駒井画廊 / 東京

1988〜2008 ときわ画廊、ギャラリー檜、トキアートスペース、ギャラリー現 / 東京

1990 馬頭町たばこ倉庫ホール / 栃木県馬頭町

1998 さまざまな眼95 “TORSO” かわさきIBM市民文化ギャラリィ− / 川崎市

2013.7 人形町ヴィジョンズ / 東京

2017.5 色彩美術館 / 東京

〈主なグループ展〉

1977、1978  “いりくんだあみのめ展” 神奈川県民ホール

1981 “OPERA”展(東京都美術館)

1988、1989、1990、1991 多摩川福生野外美術展 福生市南公園、他 / 東京

1992 大町野外美術展 / 長野県大町市

1993 木曽福島野外美術展 / 長野県木曽福島町

1994 新潟市美術館野外彫刻大賞 優秀賞 / 新潟市営庭球場エントランス設置

2001〜2016 ABST展 ヨコハマ ポートサイドギャラリー、ヒノギャラリー / 東京、他

2003、2004 「写真と彫刻の正しさ、あるいは無能」二人展 ギャラリー檜 / 東京

2006.12 “Art in Sympathy” 人形町ヴィジョンズ / 東京

2008.3 昭島リレー美術展 Vol.27 昭島市役所ロビー / 東京

2012〜2016  “Art Geo Construi”Gallery TURN AROUND / 仙台

2016.10 登米アートトリエンナーレ サトル・サトウ・アート・ミュージアム / 宮城県

2017.3 表層の冒険展 / 東京

作家コメント

ichikawa

私の知っているある画家は、タッチ(刷毛目)がのこす形態を、画面全体の中でいかに押さえていくかに腐心している者、
あるいは彩度、色相、明暗、色価など無限の順列組み合せの中で、画面として一定の深度を保つことを追求する者、
あるいは固有色を使わないで、固有の色調空間を表すとかに傾注している者、色面の構成、分割に神秘的な世界を感じている者達がいます。

ある彫刻家は、カービングの際の零コンマ数ミリの精度に形の緊張感が潜んでいることを知っていたりする。

立体の認識は多面視に加え、より正面視に拘束されることとか、物体と空間内における配置、高さ、角度などの問題、そして強度に関して、
そのような様々な要素とメデュウム、フォーマットの問題は極めてリアルだ。しかも、それらの表現は技法的な工夫を招請したりもする。

そのような問題の大部分は抽象に属し、未だ解き明かされていない美的可能性が「抽象」には多く存在しているのです。

そして注意深く観察すれば、普段は目に止まらない微細な差異が大きな違いを決定付けていることに気付くでしょう。