八色の森の美術展 出展者紹介

色奏-影映 16-17 綿布に水性アルキド樹脂絵具 162×162㎝
羽賀洋子 haga yoko

略歴

1986 創形美術学校研究科造形課程修了(創形賞)
1996 ホルベインスカラシップ

〈主な個展〉

2004 宇フォーラム美術館

2007 アリカアートサイト 谷川渥企画 表層の冒険3「色彩のEQ \* jc2 \* "Font:MS 明朝" \* hps10 \o\ad(\s\up 9(フローラ),植物相)」

2014 人形町ヴィジョンズ

2016 かわかみ画廊(’15)

2017 ギャラリーなつか (’95、’08、’13)

〈主なグループ展ほか〉

1999 
第4回昭和シェル石油現代美術賞展 (‘97、’98)
第4回アート公募(画廊企画賞) 新木場SOKOギャラリー (‘97)
国際現代美術展 波動1999~2000 光州市立美術館

2003 Today and 21st Century contemporary Art展 光州ビエンナーレ美術館

2008  音・色・かたちのポリフォニー vol.1(‘09~’12  vol.2~vol.4)スタジオSK

2014  Beyond The Border“Asian Music and Arts Festival in Yokohama   みなとみらいホール(‘09、’10)

2015 音・色・かたちのポリフォニー vol.5「色彩のトライアングル」文房堂ギャラリー

2016  FACE 損保ジャパン日本興亜美術賞展 損保ジャパン日本興亜美術館

作家コメント

haga

色奏—影映

私は絵を描いている時、色彩と感覚が響き合う瞬間を大切にしています。
綿布に水で溶いた水性アルキド樹脂絵具を、柔らかな刷毛で何層も塗り重ねて色を出していきます。色と色をなじませ色相の変化をつけていきます。そして絵具のにじみやシャープな筆跡で画面にコントラストをつけながら徐々に作品を仕上げていきます。一見、偶然にできたグラデーションや色相の変化に見えますが、意図的に「描く」という感覚のほうが強いですね。逆に大きな皿状のパレットが偶然できた色や形によって美しい絵のごとく見えてくる瞬間があります。そのチャンスを逃さずにカメラに写し撮ります。それらは、次作へのインスピレーションをわかせてくれます。水に映り込む木々や光などから時間とともにゆっくりと変化していく様からイメージを得ているので水性のアルキド樹脂絵具は私の描きたい世界を表現していくのにとても適しています。私の絵が見る人の記憶の中のイメージを呼び覚ますことができれば嬉しいです。

今は春。これから夏に向けて新緑が目に眩しい季節となっていきます。八色の森美術展が行われる10月には景色も変わり、それは色とりどりの様となっていることでしょう。その季節に思いをはせながら制作しています。

八色とはとても魅力的な言葉の響きです。 例え八つの色を使ったとしても、絵具の混ぜる組み合せで無限の色を作りだせます。そしてその組み合せによって見る人にさまざまな感情を沸き立たせることができます。
私の絵が見る人の記憶の中のイメージを呼び覚ますことができれば嬉しいです。