八色の森の美術展 出展者紹介

2016 矩形の斜線(補助線)P-03 910×910㎜ キャンバス・アクリル
沼田直英 numata chokuei

略歴

1954 北海道生まれ

〈個展〉

1979 櫟画廊(東京・銀座)

1980 時計台ギャラリー(札幌)

1984
ギャラリーK(東京・赤坂)
ときわ画廊(東京・神田)

1987-88 ギャラリーK(東京・銀座)

1990 ギャラリー古川(東京・銀座)

2000
フタバギャラリー(東京・銀座)
ギャラリーGAN(東京・青山)

〈グループ展〉

1984
コンパレゾン展(グラン・パレ / パリ)
ソウル・ノベンバー展(ハンガン・ギャラリー / ソウル)

1986 フラクタル86展(ギャラリー K / 東京・銀座)

1987  犀川国際アートフェスティバル(信州新町美術館他 / 長野)

1988-89 交錯キアスム展(ギャラリー K / 東京・銀座)

1991-91
FURUKAWA  FINAL展(ギャラリー古川 / 東京・銀座)
芝山アート展(千葉・成田)

2006 アートプログラム青梅(吉川英治記念館他 / 東京・青梅)

2007-8-9-10-16 国際野外の表現展(電機大学キャンパス / 埼玉・比企)

2009 表層の冒険者たち 2009 vol・4(海岸通ギャラリーCASO / 大阪)

2010-13-16 登米アートトリエンナーレ2010展(宮城・登米市)

2012-13-14-15-16 アート・ジェオ・コンストゥルイ展(ターンアラウンド / 仙台)

2012-13-14-15 国際野外の表現展(飯能美はらし台 / 埼玉・飯能市)

2013 第12回まつしろ現代美術フェスティバル(松代山寺常山邸 / 長野・松代)

2014
パリで学んだ作家たち展(ギャルリー志門 / 東京・銀座)
坂の上の展覧会(ギャラリー門馬 / 札幌)

2015 第5回現代作家オークチョン小品展(ギャルリー志門 / 東京・銀座)

2016 Part3色の美学・形の詩学展(ギャルリー志門 / 東京・銀座)

作家コメント

numata

抽象絵画といっても多様で、作品のスタイルは「デ・ステイル」(1917~1932)のエレメンタリズムや幾何学的構成の抽象絵画に影響を受けている。

「デ・ステイル」は、ピエト・モンドリアンが主張した新造形主義(ネオ・プラティシズム )の垂直線・水平線の絵画から、テオ・ファン・ドースブルフが主張した要素主義(エレメンタリズム)は、垂直線・水平線に加えて斜線を導入して絵画からより建築を重視した。後に、バウハウス(1919~1933ヨーロッパにおける)など他にも多大な影響を与えた。

その「デ・ステイル」雑誌・グループが創立した1917年から今年は100年目にあたる。まさに、抽象絵画(幾何学的構成)の先駆者達である。

また、ロジェ・カイヨワの斜線(方法としての対角線の科学)に、あらゆる方向へ繋がり事態や事物が複雑に錯綜し変化していくような方法としての斜めをとらえる。

平面作品は、幾何学的構成を基本にしたグリットからの展開の平面化で垂直線・水平線に対角線(斜線)を導入して繫がり開かれた補助線と色面のフォルムで空間構成として作用させているのが特徴としている。

作品のタイトルにもなっている斜線・対角線・補助線は、あらゆる方向に繫がり空間との関係性を捉えて対話が存在し、記憶と精神性を呼び覚ましたいと考えている。

心身思考における精神と身体は、過去を呼び覚まし目に見えないものを見える様にするのが、芸術と宗教の特権であり、永遠のテーマでもある。